高値売課長
今回はマンション売却時の内覧件数について、お話ししてみたいと思います。
マンションを売りに出したものの「内覧の件数が少なすぎるんじゃないの? 」と不安に感じている方は、ぜひ、お読みになってください。
不安解消の糸口が見つかるはずです。
内覧件数の平均はズバリ〇件!
マンションの売却をスタートして、実際にマンションが売却できるまでの内覧件数はズバリ平均5件程度です。
10件あるいはそれ以上の件数の内覧が必要だと言っている人もいますが、私個人の感覚としては多すぎると思います。
マンションの内覧件数は多ければ多いほど良いというものでもありません。
内覧の結果、気に入ってもらい、購入申し込みをしてもらわなければ意味がないのですから。
内覧件数が5件以上入っているのに、購入申し込みが入らないのだとしたら「売却活動のどこかに問題がある」ことを疑ってみるべきです。
無駄に時間をかけずに、しっかりとマンションを売却しきるために、必要な軌道修正を行うようにしてください。
内覧後に絶対にやるべきこととは?
マンションの内覧件数が5件以上入っているのに購入申し込みが入らない場合の軌道修正を行うためのヒントを得るために内覧の後に絶対にやるべきことがあります。
それは、内覧者から内覧についてのフィードバックをもらうことですね。
内覧者に「なぜ、このマンションを購入する気にならなかったのか? 」について、率直な意見を言ってもらうようにしましょう。
かなりショッキングな事を言われることがあるかもしれませんが、 1人の人が感じた事は、他の人も同じように感じる可能性が高いことですので、素直に受け止めて売却活動の軌道修正に役立てるようにしてください。
なお、内覧者からフィードバックをもらう際には、このように伝えるようにして下さい。
「今後の売却活動に役立てるためにも、本当に遠慮なく率直な意見をいただきたいのです。失礼だとか失礼でないとか考えることなく、本当に思ったままのことを教えてください。 」
このように伝えれば売却活動の軌道修正に役立つ本音のフィードバックを頂けるはずです。
下手打さん
なんだか、怖いですね。
高値売課長
より意味のある売却活動の軌道修正ができますからね。
内覧件数が増えない時にやるべきこととは?
フィードバック云々の話以前に内覧がほとんど入らないと言うことがあります。
価格も適切に設定したつもりだし、内覧件数が増えない原因が特に見当たらないという場合には売却を依頼した不動産屋さんがどのような売却活動を行っているのかを確認してみるべきです。
これまでもこのサイト内で何度も取り上げてきたことですが、不動産屋さんの中には買主を自社で見つけることにこだわるあまり、マンションの売却を行う上で最も重要となる「レインズ登録」をあえてやらないと言う不動産屋さんが結構あります。
これをされるとマンションを内覧してくれるお客さんが、マンションの売却を依頼した不動産屋さんの直接のお客さんに限られてしまうため、おのずと内覧件数が伸びないことになってしまいます。
もしもレインズ登録をしていないことが判明した場合には、直ちにレインズ登録をしてもらうようにしてください。
他の点について特に問題がなければ、たったこれだけのことで内覧の件数が増えていくはずです。
なお、レインズ登録についての詳しいことについては以下の記事をご覧になってください。
少ない内覧のチャンスを確実にものにするためにすぐにできること
内覧の件数を増やすための努力とは別に少ない内覧のチャンスを確実にものにするための努力もまた必要となります。
特に以下の2つの事は自分の気持ちひとつでやることができることなので、すぐにでも実践するようにしてください。
①きれいに掃除する。
綺麗に掃除できているか否かは内覧の成功を大きく左右します。
特に玄関周りや水回りの掃除の行き届き具合は、お客さんのマンションに対する印象を大きく変えてしまいますので、決して手を抜かずに徹底的に行うようにしてください。
②感じの良い内覧対応をする。
お客さんは内覧時にマンションだけでなく売主さんのこともしっかりとチェックしています。
高額な買い物の取引相手としてふさわしいと思ってもらえるように、なるべく感じの良い対応を心がけましょう。
ブスっとせず笑顔で質問されたことについてはわかる範囲で誠実に答えてあげてください。
下手打さん
了解しました。
高値売課長
まとめ
・マンションが売却できるまでの内覧件数は平均で5件程度。
これより内覧件数が多いのに購入申し込みが入らない場合は売却活動に何か問題があると考えるべき。
・マンションの内覧後には必ず内覧者から率直なフィードバックを得て売却活動の軌道修正に役立てるべき。
・大きな問題が見当たらないのに内覧件数があまりに少ないときにはレインズ登録がしっかりなされているかを確認する。
高値売課長
今回、取り上げたようなことをやってもらえば、内覧の件数は少なからず、増えていくはずですので、是非とも実践して下さいね。
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