結論!マンションが売れない場合の買取りは損?得?

マンションの買取りは損?得?

高値売課長

今回はマンションが売れない場合の買取りについて解説してみたいと思います。

マンション買取りの概要についてはもちろんのこと、買取のメリット、デメリット、さらには結局買取は損なのか、得なのかについても私なりの考えをお伝えしたいと思いますので、最後までお付き合いください。

マンションの買取りってどういうこと?

マンションの買取りとは、要するに不動産屋さん自らが買主となって、マンションを買受けることを言います。

通常、マンションを売却する場合は、不動産屋さんが、自社あるいは他の不動産屋さんの協力を得て、買主さんを見つけてきてその買主さんとの間で売買契約を締結することになります。

(不動産屋さん自身は売主さんと買主さんの間に立って、取引がうまく進むように、契約等の手続きのお世話をすることになります。不動産屋さんのこのような取引への関与の仕方のことを仲介もしくは媒介といいます。(媒介は法律的な用語で、宅建業法などでは媒介と記載されています))

しかし、買取りの場合は、不動産屋さん自身が買主となるため、買主を見つけてくるという手間をはぶけることになります。

買取りのメリットとデメリットとは?

それではここでマンションの買取のメリットとデメリットについて整理して確認してみましょう。

マンション買取のメリット

1.素早く売却できる。

マンション買取の最大のメリットは、なんといっても素早く売却することができることでしょう。

不動産屋さんがマンションを自己資金で購入する場合であれば最短一週間程度、金融機関から融資を受けて購入する場合でも最短2週間程度で売買取引を完了することが可能です。

マンションを売って1日も早く、現金を手に入れたいと言う場合には、買取は非常にありがたいものと言えるでしょう。

2.秘密で売却できる。

買取の場合、レインズに登録したり、広告をしたりする必要がないので、誰にも知られない間に秘密でマンションを売却してしまうことができます

例えば離婚をする場合などで、周囲の人にギリギリまでマンションを売却することを知られたくない場合には、買取は非常によい売却方法といえます。

3.内覧対応が不要になる。

マンションを仲介で売却する場合には必ず必要となる購入希望者への内覧対応が不要になります。

不動産屋さんも買取価格を決めるために一応、内覧をしますが、買取のために不動産屋さんがする内覧は、建物に大きな故障箇所などがないか確認するためのもので、一般のお客さんのように気に入るか、気に入らないかを判断するためのものではないので室内を徹底的に綺麗に掃除したりする必要もありません

(あまりに印象が悪くなりすぎるのも問題なので、必要最低限の掃除はした方がいいです。)

4.仲介手数料が不要になる。

不動産屋さんがマンションを直接買い取ってくれる場合、不動産屋さんが売買契約を仲介するわけではないので仲介手数料は不要となります。

ちなみにマンションを仲介で売却する場合の仲介手数料はマンションの売却価格×3% + 6万円(マンションの売却価格が400万円以上の場合、消費税別)となります。

5.瑕疵担保責任を負う必要がない。

不動産屋さんにマンションを買取してもらう場合には、原則的に瑕疵担保責任を負う必要がありません。

したがって、マンションを売却した後に売主自身も知らないような故障箇所が見つかったとしても、損害賠償請求を受けたりする事がありません。

※買主が一般のお客さんとなる仲介による売却の場合でも特約で瑕疵担保責任を完全に排除することは可能です。

マンション買取のデメリット

売却価格が安くなる。

仲介の場合に比べて買取の場合は売却価格がなにしろ安くなります。

需要が高くすぐにでも転売できそうなマンションであれば仲介の場合の売買価格の15%割引程度の価格で済みますが、需要が少なく転売するのに時間がかかりそうなマンションであれば仲介の場合の売買価格の40%から50%割引の価格になってしまうことも十分ありえます。

このあたりのことは、そもそものマンションの価格の水準が高いか低いか、また、不動産屋さんのマンション買取のための資金が自己資金か、金融機関からの融資により調達するものかによっても、多少、上下することになりますが、なにしろ相当安くなってしまうということだけは覚悟するようにして下さい。

下手打さん

デメリットはたった一つしかないのに、そのたった一つのデメリットがあまりに重いですね。

高値売課長

そうなんですよね。

売却価格の下がり幅がここまで大きくなければ、私も場合によっては、買取をお勧めすることもあると思うんですが。

結局、マンションの買取は損なのか、得なのか?

マンションの買取が損なのか、得なのかについては、経済的な意味合いだけで言えば、確実に損だと断言できます

仲介手数料がかからないことを考慮しても、少なくても100万円、場合によっては1,000万円以上損をすることも十分、考えられます。

しかし、その一方でマンションの買取りには上で確認したように経済的な意味合い以外の部分での様々なメリットがある事も紛れもない事実ですので、最終的にはそういったメリットと経済的な損失を比較考慮して判断することになります。

ご自身の事情や価値観に照らして、買取と仲介、より満足度が大きく、後悔の少ない方を選ぶようにして下さい。

まとめ

1.マンション買取のメリットとしては

・素早く売却できる。
・秘密で売却できる。
・内覧対応が不要になる。
・仲介手数料が不要になる。
・瑕疵担保責任を負う必要がない。

といったことが挙げられる。

デメリットとしては

・売却価格が安くなる。

ことが挙げられる。

2.経済的な意味合いだけで考えればマンションの買取は絶対に損になる

ただし、マンションの買取には様々なメリットがあることも事実なので、その事実を考慮し、買取と仲介、より満足度が大きく、後悔の少ない方を選ぶようにすべきである。

下手打さん

実際のところ、マンションの売主さんは仲介と買取、どちらを選ばれることのが多いんですか?

高値売課長

割合としては圧倒的に仲介を選ばれる売主さんの方が多いです。

誰でも大変な思いをして購入したマンションを、そんなに安く売りたくないでしょうからね。

買取を選ばれた売主さんも、積極的に買取を選びたかったというより、何らかの事情で買取を選ばざるを得なかったという方が大半ではないでしょうか。

下手打さん

ちなみに高値売さん自身がご自宅を売却されるとしたら、仲介と買取、どちらを選ばれますか?

高値売課長

もちろん、仲介です。

やはり、なんだかんだ言ってもお金は大事ですからね。(笑)

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