マンション売却時の退去っていつまで?退去にまつわるエトセトラ?

マンション売却時の退去の時期はいつまで?

今回はマンションを売却する際の退去の時期等についてお話ししたいと思います。

買い替え等の絡みで退去のタイミングの調整が必要になる方は是非、参考にして下さい。

退去は原則、決済時まで

マンションを売却する際の退去の時期は原則として決済時までということになります。

すなわち、銀行等において売主、買主、不動産屋さん、司法書士等が一堂に会し売買代金の支払いと所有権移転登記等に必要な書類の引渡しを行うタイミングまでに退去を完了していなければならないということです。

まさにこのタイミングで売主から買主に所有権が移転することになるので、それに合わせて物件の引渡しも行うということですね。

ただし、これはあくまで原則の話で契約において異なる定めをすることができます

たとえば、マンション売却後の新住居に入居できる時期が決済の1週間後という場合、1週間だけ、いったん他の場所に引っ越すなんて二度手間になりますし、現実的ではありませんよね。

そういった場合に契約において「物件の引渡しは決済の1週間後とする」などと特約を定めて、決済後も新住居に移転できるようになるまでは引き続き、売却したマンションに住み続けることができるようにするということです。

決済後、物件の引き渡し時期までに物件についてトラブルが起こる可能性がゼロではないため、嫌がる不動産屋の営業マンもいますが、必要に応じて、お願いしてみましょう。

退去の時期をずらしたい時はどうする?

上で見た通り、契約に特約さえ入れておけば、退去の時期を決済後とすることは可能です。

しかし、買主側もせっかくマンションを購入した以上、一日も早く住み始めたいという気持ちは当然ありますので、その気持ちに途中で水をさすことがないよう、なるべく早い時期に、決済後に引渡し猶予が欲しいことは伝えるべきでしょう。

特に買い替えの場合などで、新住居が未完成のため、すぐには引渡しができないことが明らかな場合などは、それこそ、内覧の段階で、「今、契約をしても〇月の下旬ぐらいまでは引っ越しができないので物件の引渡しを猶予してもらいたい」などということを伝えておくべきです。

これより後になると購入申し込みを撤回されたりということにもなりかねませんので、何しろ1日でも早く伝えておくようにして下さい。

ちなみに私の経験の中で言うと契約の当日になって売主さんから、引き渡し時期をずらしてほしい旨の申し出があって、買主さんが怒って、その日は契約できないということがありました。

後日、あらためて売主さんが謝罪をされたこともあって、なんとか契約することができましたが、このようなトラブルになることがないよう、あなたは、なるべき早く伝えるようにして下さいね。

退去時に清掃は必要?

個人間の不動産の売買取引は現状有姿での引渡しが原則ですので、法律的には特に清掃の必要などはなく、そのままの状態で引き渡せば良いということになります。

しかし、そこは大人の常識を働かせるべきところ。

買主さんに気持ちよく引渡しを受けてもらうためにも、やはり必要最低限の清掃はしておく方が良いでしょう。

また、自分自身の気持ち的にも長い間、住んできて愛着のあるマンションを汚れたままで後にするなんて、したくありませんよね。

ピカピカとまでは言いませんが、買主さんが足を踏み入れた際に「ああ、掃除をしてくれたんだなあ。」とわかる程度にはきれいにしておきたいものです。

まとめ

・マンション売却の際の退去時期は原則、決済時まで

ただし、特約をすることによって、引き渡し時期をずらすことによって、退去時期をずらすことができる。

・退去の時期をずらしたい時は、なるべく早く引き渡し時期をずらしたいことを購入希望者に伝える

伝える時期が遅くなるとトラブルになることも。

・退去時の清掃は法律上の義務ではないが大人の常識としてやっておくべき。

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