高値売課長
今回は2LDKのマンションの需要の有無についてお話ししてみたいと思います。
「なんとなく2LDKのマンションを買ってしまったけれど、冷静に考えると将来的にちゃんと売れるのか不安」という方、結構、多いのではないでしょうか?
そういう方は少しでも、その不安を和らげるためにも是非、ご一読頂ければと思います。
きっと、参考になると思いますよ。
2LDKのマンションに対する需要は低い?
まず、結論から言ってしまいますと2LDKのマンションに対する需要は決して高くないと言えます。
マンションを購入するのは主にファミリー層であり、ファミリーを基準にした場合、2LDKでは、さすがに狭すぎるのです。
3LDKと4LDKを比較し、需要の高い順に並べるとすると
1位.3LDK 2位.4LDK 3位.2LDK
ということになるでしょう。
ですので、2LDKのマンションを売却する際には、決して楽観的にならずに、それなりの覚悟を持って、しっかりと手を尽くしていく必要があると言えます。
下手打さん
高値売課長
マンションに限らず、およそ資産と名の付くものは、売る時のことを考えて購入の検討をしなければなりません。
場所によって需要の大きさは変わる!
しかし、上の話はあくまで一般論で、全国のどんな場所でも一律に2LDKのマンションに対する需要が低いわけではありません。
ファミリーがあまり住まない大都会の真ん中のような立地であれば、2LDKのマンションに対する需要が結構、高いということもあると思います。
そのような立地のマンションを購入しようとするのは主に単身者あるいは、ディンクスだからです。
※ディンクスとは、あえて子供を作らないライフスタイルを選択する夫婦のことをいいます。
一人、二人で住むのに3LDKのマンションは個室部分が広すぎますからね。
高値売課長
そのあたりのことも購入段階で必ず、考慮のうちに入れておくべきです。
需要の低いエリアで2LDKのマンションをどうやって売るのか
それでは、ここからは2LDKのマンションに対する需要が決して高くないエリアで2LDKのマンションをどうやって売っていくのかについて考えてみましょう。
もちろん、需要が生じる程度にマンションの売出価格をドーンと下げてしまえば売れはするのでしょうが、それでは芸がありませんよね。
住宅ローンの残債がある場合には、そもそも、そうしたくても、そうすることもできないでしょうし。
では、どうすれば、需要が低い中でもそれなりの価格で売ることができるのか。
一つのアイデアとしてあるのが、自己居住用としてではなく、収益物件として売りに出すことです。
収益物件としてであれば、収益さえ、しっかり上がるのであれば、間取りに関係なく、購入を検討してくれる人が結構、いるはずですからね。
また、売却物件として考えた場合には2LDKのマンションの需要は高くありませんが、賃貸物件として考えた場合には、新婚夫婦を中心に、高い需要が見込めるはずです。
分譲貸しのマンションは賃貸専用のマンションに比べて、作りが贅沢なので人気が高く、それに応じて、高めの賃料もとれるはずですし。
もちろん、収益物件として売りに出したところで100%、満足のいく価格で売れる保証があるわけではありませんが、自己居住用物件として売りに出すよりは、よほど、いい価格で売れることもあると思いますので状況に応じて是非、検討して頂きたいと思います。
なお、収益物件として売りに出す場合には、実際に高い賃料で賃貸してから売りに出す方がいいでしょう。
その方が表面利回りが把握できる分、お客さんとしても購入の是非の検討をしやすいですし、すぐに賃料が入る分、高めの価格設定も受け入れやすいからです。
ちなみに高い賃料で賃貸する方法は非常に簡単で、敷金・礼金・最初の1か月分の賃料をゼロにしてさらに賃貸物件の客付けをしてくれる不動産屋さんに高額な広告料を支払えばいいのです。
これだけで相場より、10%~15%高い賃料でもすぐに入居者が決まり、その結果、高い表面利回りを提示することが可能になりますので、賃貸をする際にはぜひ、試してみて下さいね。
下手打さん
高値売課長
なお、不動産屋さんによっては、こういった回りくどいことを面倒くさがって「そんなことをやっても意味がない」などと、難癖をつけるところもあると思います。
そういう場合は、あまり相手にせずに他の不動産屋さんにお願いするようにしましょう。
その方が結果的にマンションの売却がうまくいく可能性が高いです。
まとめ
・一般論として2LDKのマンションに対する需要は決して高くない。
・大都市圏では2LDKのマンションに対する需要もそれなりにある。
・2LDKのマンションが売れにくい場合には、賃貸して収益物件として売却するのも一つの方法
高値売課長
今回はその方法の一つとして収益物件として売却するという方法についてお話ししましたが、それぞれのマンションごとに最適解は異なってくると思いますので、多面的に検討して、あなたのマンションの需要が最も高まる売り方を考えてみて下さい。
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